門を潜ると、音楽の部屋で、ここで音楽を奏でると隣にいる奥様の部屋に音楽が届く仕組みになっているのだそう。
石の透かし彫りになっていて、ここから音や光が伝わるようになっているみたい。
皆でガイドさんから説明を受けます。
壁に模様がたくさん掘ってありました。この一番下のが象さんの模様みたい。
天井はまん丸。音がよく反響するようにだそう。そして、中心にお花が浮き彫りになっていました。
中庭に出ました。まず正方形のお庭があり、そこに面して４つのお部屋があります。
西に寺院、北に交流の間、南に謁見の間だったとか。
色々な宗教様式を取り入れていて、ヒンズー教の壁の模様は神様がガネーシャなので象。
イスラーム教は偶像崇拝禁止なのでお花。キリスト教は十字架。仏教は蓮の花だそう。よーく見るとそのように見えてきます。
この五つの窓は十字架風？
本当にびっくりするほど全てに模様が刻まれていました。
こちらはアップにしたところです。これ石なのに・・・
下から見上げてみると、アーチが２重。他のところでは４重になっている所も。
更にアップ。浮き彫りにしてある物もあったり、本当に物凄ーく細かいです。こんな所まで！！と驚くばかりでした。
こちらも一部分のみアップに。この細かさ！！本当に隙間無く彫刻が施されています。
壁にももちろんびっしり。凄いなあ～。ついつい触ってみちゃいます。
こんな床の方まで。何て素敵なのでしょう！素晴らしすぎます！！
蓮の花の模様や鳥の模様など、色々と描かれていました。
部屋ごとに、マークがありました。４つの部屋を間違えないように、目印だそうです。
こちらの壁の奥から、ここの様子が見れるようになっているそうです。
奥様達は人に顔を見せてはいけないので、知人が来ても格子越しにお話するそうです。
夏は、格子から風が入り気持ちが良かったとか。
１６世紀当時にも排水溝を造っていた事にびっくり。しかも可愛いです(^_^)
この沢山の穴には、その昔神像を納めてあったそう。
穴をアップにしてみました。神像を入れるには狭いような気もするけど・・・素敵な模様がそれぞれ彫ってあります。
お部屋の内側から見ると、面白い形のアーチになっていました！
人が少なくなったので、もう一度改めて。今回は違う方向から撮ってみました。
お部屋への入口です。こちらのドアにももちろん装飾が施されています。
こちらはほとんど装飾が剥げてしまっていて、ちょっと残念です。
こちらは色が残っています。神像を入れる部分に、それぞれ鳩が入っていました(^_^)
ただの壁にももちろん模様を。
今もまだ残る金を施された壁画。このガイドさんの顔怖く写っちゃった・・・
アップにしてみました。昔はきっと素晴らしく綺麗だったのでしょう。
こちらの壁の模様からも色が剥がれていて、所々だけ色が見えます。
明り取りの窓もありました。この窓は、こちらからは見えるけど、外からは見えない仕組みになっているとか。面白いです(^_^)
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