2012年2月27日月曜日

思いわずらうことなく愉しく生きよ /  江國 香織

ドラマの原作だそうで、手にとってみました。3姉妹のそれぞれの恋愛についてでした。勢いがあって、どんどん読めてしまいます。面白いけど、色々と嫌な気持ちにもなる本でした。気持ちが被ってしまう場面が幾つかあって何とも言えない気持ちになりました。

下記抜粋:
犬山家の三姉妹、長女の麻子は結婚七年目。DVをめぐり複雑な夫婦関係にある。次女・治子は、仕事にも恋にも意志を貫く外資系企業のキャリア。余計な幻想を抱かない三女の育子は、友情と肉体が他者との接点。三人三様問題を抱えているものの、ともに育った家での時間と記憶は、彼女たちをのびやかにする―不穏な現実の底に湧きでるすこやかさの泉。

江國/香織
1964年東京生まれ。’89年「409ラドクリフ」でフェミナ賞、’92年『きらきらひかる』で紫式部文学賞を受賞。2002年には『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞を、’04年には『号泣する準備はできていた』で直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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