2012年2月27日月曜日

神も仏も大好きな日本人 /  島田 裕巳

神はイエス様ではなく、神道の方の神でした!
神道と仏教が日本でどう親しまれていたかと言う本。神道と仏教(と密教)が昔は一つになって存在していたのが分離され、今のようなどっちつかずになり日本人は無宗教と言うようになったみたい。なるほど、と興味深い本でした。

下記抜粋:
日本人はなぜ、無宗教と思いこんでいるのか? 神道と仏教がどのように融合し、分離されたか、その歴史をたどることで、日本人の隠された宗教観をあぶり出す。
阿修羅像は、なぜ博物館にあったのか?伊勢神宮に、仏教の儀式を行う場所があった?天皇家は、代々仏教を信じていた?…近代以前には、日本人の生活に溶け込み、密接に結びついていた神道と仏教は、「神仏分離」により無理やり引きはがされてしまった。このことは、どんなダメージをもたらし、日本人の信仰にどんな影響を与えたのか。仏教や曼荼羅、神社、寺の姿を丹念に見ることで、その実態を解き明かしていく。

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