2012年2月3日金曜日

ホントは知らない日本料理の常識・非常識―マナー、器、サービス、経営、周辺文化のこと、etc. /  村田 吉弘

日本料理の菊乃井のご主人が書いた本で、口語調で読みやすくて楽しくて、実際にお店でのあれこれを交えながら語られているので分かりやすいです。関東と関西の違いも面白い。
日本料理、日本文化は日本人としてもっとしっかり学んでおきたいと思います。

下記抜粋:
日本料理に関わるすべての人へ。「料理」だけではあかん。せめてこれくらいのことは知っててあたりまえやと思う。食育も大事やけど、その前にもっとやることあるんと違うかな。

村田 吉弘
京都を代表する老舗料亭「菊乃井」の三代目主人。1951年生まれ。現在店舗は「本店」「菊乃井 露庵」「赤坂 菊乃井」の3店。そのほか、百貨店等で物販店を6店展開する。京都、東京を往復し、自ら厨房に立って陣頭指揮をとる傍ら、『月刊専門料理』(柴田書店)をはじめとする専門誌への協力、さまざまな研究活動や講習会、学校での授業などを通し、日本料理界の発展、後進の指導に力を尽くす。2004年、NPO法人日本料理アカデミーの立ち上げに幹部として参画、現在は理事長として日本料理を世界へ発信するための活動を続けている。また、気さくで飾らない人柄はお茶の間でも親しまれ、テレビの料理番組への出演、料理教室やカルチャースクールの講師といった仕事も多くこなす。『菊乃井 風花雪月』(講談社インターナショナル)の英文版『KAISEKI』は、料理本の世界的な大会「グルマン・ワールド・クックブック・アワード2006」で「ベスト・シェフ・ブック・イン・ザ・ワールド」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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