2012年2月12日日曜日

インド財閥のすべて / 須貝信一

こちらはインドに行くので、少しでもインドを知ろうと思って購入した本。
インドの商人から英国植民地時代を経て財閥が生まれては消えて、今のグローバル化がある事が分かりやすくまとめられていました。
インドと日本はとても古い時代から交易があった事に驚きます。
それぞれの財閥毎にまとめてあるので、ストーリーがあってとても面白い本でした。

下記抜粋:
経済成長著しいインドには、どのような財閥が存在するのか? 勃興した英国植民地時代から現在に至るまで、「インドの財閥」の足跡をたどりつつ、21世紀の今後も展望する。
一九世紀、インドの商人達はコミュニティを基盤として、東インド会社や英国資本系巨大企業に囲まれながら、したたかに財閥化していった。だが、英国による植民地政策、独立後の社会主義混合経済のもとで、財閥は翻弄されてゆく。そして、一九九一年の外貨危機を契機とした自由化政策により、新たな成長戦略のなかで再び活力を取り戻した。インド経済の七割を動かす、少数家族の実体とは。

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