ベーコンとポルケッタ。
ポルケッタって何ですか~?とお店の人に聞いたら自家製焼き豚だそう。
ハムみたいな感じだよって。
食べる時は焼いて食べるのをお勧めされたよ(*^_^*)
追記:どっちも美味しかったけど、ハムの方が好評でした☆
下記抜粋:
スペイン西部地方のみで飼育されるイベリア種というスペイン原産の黒豚。黒い脚と爪をもつ傾向があり、スペイン語で は「黒足の豚」(pata negra)と表現される。
肉質が良く脂身はさらりとして甘味があるのが特色。脂身には餌であるドングリ由来のオレイン酸を多く含む。この特色は餌や飼育法に拠るところが大きく品種的な特徴ではない。
脂肪分はいわゆる霜降り状に付いているがこの特色は飼育法と品種的な特徴の両方から成る。
イベリコ豚は品種名であるだけではなく特別な飼育法で育てられる。最大の特徴は放牧を行うことである。
モンタネーラと呼ばれる放牧期間(自分でドングリ、牧草、球根植物、植物の根を食べる)後の肉質や増加体重によってイベリコ豚はランク付けされる。
- デ・ベジョータ(De Bellota)
- 放牧期間前と比較して、50%以上の体重増があり、肉質がベジョータの基準をクリアしたもの。
- イベリコ豚のうち、ドングリ豚にしかベジョータ (Bellota)の表示がつけられない。
- 「イベリコ豚=ドングリ豚」ではないため、虚偽表示に注意する必要がある。
- デ・レセボ(De Recebo)
- 肉質がベジョータの基準をクリアできなかったものや、体重増が50%未満であり、放牧期間後も引き続き自然餌を加えた人工飼料を与え、体重を 増加させたもの。
- デ・セボ・デ・カンポ(De Cebo de Campo)
- 放牧など屋外飼育だが穀物飼料を餌とする。(2007年11月制定)
- デ・セボ(De Cebo)
- 穀物飼料だけで肥育されたもの。
- ピエンソ(PIENSO)とも呼ばれる。
このオレイン酸は、動脈硬化や高血圧の予防に効果があるとして注目を集めている身体に良い脂です。また、広い牧草地を歩き回りながらどんぐりを捜しているので毎日適 度な運動量があり、筋繊維の中に細かい脂肪が入り込むことで霜降り状の上質な豚肉になります。
一般的な豚肉は脂肪の溶ける温度が36度前後なのに対し、イ ベリコブタの脂肪は20度前後で溶けはじめます。
そのためイベリコ豚の脂肪は身体にやさしい脂分といえます。
イベリコ豚から作られる「ハモン・イベリコ」 「バレタ・イベリコ」などイベリコハムとともにイベリコ豚の肉質も世界的に有名になっています。
イベリコハムには、後ろ足を使った「ハモン・イベリコ」と 前足を使った「バレタ・イベリコ」があります。
また、イベリコ豚の中でもどんぐりを使った最も良質のイベリコ豚を使ったハムは「ハモン・イベリコ・デ・ ジョベータ」といいます。
生ハムの本場スペインでは生ハムが年間4000万本以上も生産されていますが、ハモンイベリコの最高級品に位置するベジョータは、生ハム生産量のわずかに 2.2% にすぎない量なのです。
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