2012年8月12日日曜日

人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―― スペイン サン・セバスチャンの奇跡 / 高城 剛

スペインは最近食で注目されていて、とても気になっていたので思わず手に取りました。
とても興味深く、とにかくサン・セバスチャンに行ってみたくなります。
最後は日本での観光業へのススメも書かれていて、納得。日本も世界を意識して頑張って欲しいと思いました。

下記抜粋:
スペイン・バスク地方にある人口一八万人の小さな街、サン・セバスチャン。
いま、ここは世界中から美味しいものを求めて人が集まる「美食世界一の街」として知られる。
かつては高級保養地として知られたが、世界遺産などの観光資源もとくになかったため、この地を訪れる観光客は低迷していた。そんな街がなぜ、たった10年ほどで変われたのか。
その背景には、美食を売りに出す徹底した地域戦略があった。サン・セバスチャンでは、あたかもシリコンバレーがIT産業に特化したように、料理を知的産業として売り出そうとしているのだ。
製造業だけでは限界にきている日本の活路は観光業にある。そうしたなかで、世界を旅する高城剛が、いまもっとも注目する街が、ここサン・セバスチャンである。
日本が観光立国となるために、サン・セバスチャンに学ぶことが多くあるはずだ。
「三つ星レストラン」が3店「世界ベスト10レストラン」が2店―いま、世界中が注目する街。観光資源のない街が、たった10年で変われた理由。新しい食の運動「ヌエバ・コッシーナ」とは?―。

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