2012年8月17日金曜日

Mi Cafeto COFFEE HUNTERS / San lgnacio Ihuanaca / maui Mokka

今日は伊勢丹の地下に催事に来ていたコーヒーがとっても美味しかったので、買って来ました!
緑色はアイスコーヒー用だそうですが、カフェオレ用にオススメされたもの。
黄色は珍しいハワイのマウイ島で作られたもの。
明日からさっそく楽しみたいと思います♪♪
追記:どちらもとっても美味しくて、夫ちゃんも喜んでくれました〜(^_^)見かけたまた購入したいと思います!

下記抜粋:
・San lgnacio Ihuanaca(サン・イグナシオ)
なめらかな舌触りとチョコレートのような甘さ。キウイフルーツを思わせるフレーバーがあり、酸味が豊富でしっかりとしたコクが特徴です。
生豆生産国:ペルー
生豆産地:カハマルカ州
農園:サン・イグナシオ
栽培品種:アラビカ種ティピカ亜種・アラビカ種ブルボン亜種・アラビカ種カトゥーラ亜種・アラビカ種ビジャサルチ亜種
海抜:1,500〜1,700m
コーヒーのオールドファンなら、ペルーといえば中部地方の産地チャンチャマヨを思い出すでしょう。しかしペルーは、1970年代から続いた内戦により、山岳部からコーヒーの出荷ができず、また品質管理もおろそかになり、市場を失いすっかり忘れられた産地になってしまいました。
しかしこの国にも平和が訪れ、コーヒー産業も復活の兆しを見せ始めました。そこでミカフェートでは、新しい北部の産地の生産者と一緒にペルーコーヒーの復活に取り組み始めました。ご紹介するのは、エクアドルとの国境に近いカハマルカ州サンイグナシオ県の山岳地帯イウアマカで収穫されたコーヒーです。首都のリマから飛行機で北部の主要都市チクラヨまで一時間、そこから車に乗り換えてアンデス山脈を超えて8時間でコーヒー産地に行き着きます。
この地域は、零細の小さな農家が多く点在していますが、1999年に創設された農協CENFROCAFEが中心となって高品質なコーヒーづくりに励んでいます。まだ品種に対する認識が低く、単一品種で畑を作る農家がほとんどありません。今回ご紹介するコーヒーは、アラビカ種のティピカ、ブルボン、カトゥーラ、ビジャサルチの品種のブレンドコーヒーです。

・maui Mokka(マウイモカ)
ハワイのコーヒーといえばコナが有名ですが、今回ご紹介するのはマウイ島独自のコーヒー作りをめざして作られた「マウイモカ」です。独特の蒸留酒のような香りと軽やかなボディで、おだやかな酸味の後に沈丁花を思わせるような余韻が残ります。
ミカフェート初のハワイのコーヒー「マウイモカ」のユニークな味わいをお試しください。
生豆生産国:アメリカ
生豆産地:アメリカ・ハワイ州カアナパリ
農園:マウイ・グロウン・コーヒー
栽培品種:アラビカ種モカ亜種
ハワイのコーヒー
ハワイのコーヒーの歴史は古い。
1824年、ロンドンを訪問していたカメハメハ二世は麻疹に掛かり、不幸にも王妃と共に亡くなってしまった。イギリス艦隊がその亡骸をハワイに運ぶ途中寄港したブラジルのサントスで、同行していたオアフの族長ボギはコーヒーの苗を手に入れた。それをオアフ島のマノア渓谷に植えたのが、ハワイのコーヒー栽培の始まりである。
それからコーヒーは各島に観葉植物として紹介され、後に飲用されるようになったものの、サトウキビ栽培がハワイの主要産業になるにつれ、コーヒーの栽培は下火となった。そしてその後、ハワイ島のコナでしかコーヒー栽培は生き残らなかった。
しかし、日本からの多くの移住者が海を渡り汗を流した花形産業の砂糖も、20世紀後半にはすっかり衰退してしまった。今ではカウアイ島、マウイ島のかつてのサトウキビ畑がコーヒー園に変わっている。オアフ島とモロカイ島にあるコーヒー園も、やはり世界市場で負けてしまったパイナップル畑を転作したものだ。
キモ・フォルクナーとの出会い
1989年、僕はジャマイカからハワイ島コナに転勤した。その頃既に他の島で、サトウキビやパイナップルからコーヒーへの転作事業が進み始めていた。やがてハワイのコーヒー産業に関わる会社の集まりHawaii Coffee Association(HCA)が設立されることになり、僕もその設立委員に任命された。数年後には生産者だけの協会Hawaii Coffee Growers Association(HCGA)も設立され、マウイ島の主要作物を、サトウキビからコーヒーへと転換する舵を切ったKa’anapali Estate Coffeeのスタッフだったキモ・フォルクナーとは、この両協会設立とその後の運営で一緒に働いた仲間だった。
1988年に開業したKa’anapali Estate Coffeeは、残念ながら採算が合わず親会社の意向で2001年に廃業してしまった。せっかく植えたコーヒー樹が朽ち果てていくのを見るのが忍びなかったキモは、資金を集めて運営会社Maui Grown Coffeeを2003年に設立。再びマウイ島にコーヒー産業を復活させていった。
マウイモカ
懐かしいハワイ時代からの盟友であるキモのコーヒーを、いつか日本に紹介したいと僕はずっと思っていた。そして2012年、ハワイゆかりのコーヒーを紹介する機会がめぐってきた。JALのハワイ線の機内で、ハワイ産のコーヒーを提供することになったのだ。
他島のコーヒーと差別化を計るため、キモはいろいろな品種の試験栽培をし、品種別の精選方法にも工夫を凝らしている。彼の元を訪れたときに彼が見せてくれたのは、アラビカ種モカ亜種の実を収穫後の赤い実ごと乾燥させ、レーズン状のまま6ヶ月間寝かせたコーヒーだった。飲んでみると、モカらしい酸味に独特の甘みとワイニーな香りが特長の、面白いコーヒーに仕上がっていた。僕はこのコーヒーに、マウイ独自のコーヒー作りに対する彼の強い意気込みを感じ、日本に紹介することにした。

・COFFEE HUNTERSシリーズ
世界中のコーヒー生産国を旅している川島良彰は、時として珍しい品種と巡り合い、また独自の栽培方法や加工にこだわって品質をあげる努力をしている生産者と知り合います。そんな生産者達の思いを、日本のコーヒー・ラバーズに伝えたいと常々思っていました。
残念ながら生産者は消費国のニーズを知りません。またそれぞれの独自性や希少性の価値を見出し、市場に出してくれる消費国のバイヤーはいませんでした。
そこで川島は、「COFFEE HUNTERS」シリーズとして、世界中で生産されるこだわりのコーヒーを紹介するプロジェクトに着手しました。

・COFFEE HUNTERSはペットボトルによる加圧包装でお届けします。
加圧包装実験で最初に使ったのが、ペットボトルでした。しかし通常のペットボトルでは、コーヒーから発生する圧に負けてしまい膨張してしまいました。そこで炭酸飲料用のペットボトルで試した所、見事に品質を維持できました。しかしGrand Cru Cafeを入れるのには抵抗がありました。
劣化防止のため、豆のボトルには窒素を充填し残存酸素を1%以下にしています。しかし粉のボトルに窒素を充填すると吹き上がってしまうため、吸収した酸素と同量の炭酸ガスを発生させる特殊な脱酸素剤を使用し加圧包装してあります。
ペットボトルの蓋をあけると、炭酸飲料を開けた時のような音と共にコーヒーの香りが広がります。中身が飛び出す可能性もありますので、開栓の際はゆっくり空けて下さい。ボトルは開栓前も後も冷暗所で保管して下さい。
http://www.mi-cafeto.com/
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