2012年7月14日土曜日

日本宗教史 (岩波新書) / 末木 文美士

古代の神々の話から始まって、神道、仏教、キリスト教、天理教、大本教、日蓮宗、創価学会、オウム真理教など幅広く、どのように日本での宗教が移り変わって行ったか等が分かりました。政治との関係性がとても強かったのが、戦後からは政教分離で大きく変わったのだなあと思いました。

下記抜粋:
『記・紀』にみる神々の記述には仏教が影を落とし、中世には神仏習合から独特な神話が生まれる。近世におけるキリスト教との出会い、国家と個の葛藤する近代を経て、現代新宗教の出現に至るまでを、精神の“古層”が形成され、「発見」されるダイナミックな過程としてとらえ、世俗倫理、権力との関係をも視野に入れた、大胆な通史の試み。
記紀神話の世界から現代新宗教の出現に至るまでを、精神の「古層」が形成され、「発見」されるダイナミックな過程としてとらえる。神と仏の相互関係を軸に、世俗倫理、国家権力の動向を視野に入れた、大胆な通史の試み。

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