2011年11月12日土曜日

金融資産崩壊-なぜ「大恐慌」は繰り返されるのか / 岩崎 日出俊

今日はこちらの本を読み終わりました。
とても面白い本で、なるほど~なるほど~と思います。
2009年の本なので、ちょっと古いですが、分かりやすくて良かったです。
経済などについて今まで興味がなかったので、とても興味深く歴史や成り立ちが良く分かりました。
帯についている「落ちてくるナイフを素手でつかむな!」と言う言葉が、本当にその通りだなあと思わせます。

下記抜粋:
100年に一度といわれる金融危機は、さらなる拡大をつづけている。
1930年代の世界大不況は、株価がピーク時の9分の1になって、やっと止まった。人類はふたたび大恐慌の地獄を見るのだろうか。
アメリカの家計は、約920兆円を超す純資産を失ったとされる。日本の家計も、株や投信の含み損が120兆円にのぼる。消費税の税収10年分以上の金がなくなってしまったのだ。
金融危機から逃れられる人はいない。企業年金は破綻し、貯金が目減りし、仕事が次々となくなっていく。誰の身の上にも等しく襲いかかってくる金融危機の実態を観察し、対処法を考えるための好著!

0 件のコメント: