左上が豚、左下が仔牛、右側が子羊です。
豚、ラムの肉については過去に調べたので割愛。
仔牛について調べてみました。
下記抜粋:
牛の栄養素
たんぱく質や脂質が豊富で、肉類の中では特に鉄分やビタミンB12が多く、鉄分は鶏や豚の2倍強、ビタミンB12は鶏の7.5倍、豚の4倍弱を含んでいます(五訂食品成分表による)。 ビタミンE含有は鶏肉の2.5倍と多く、不飽和脂肪酸の酸化を防ぐため、動脈硬化や老化を予防する働きも期待できますが、取り過ぎは禁物です。 豊富な鉄分と増血作用のあるビタミンB12の働きで、貧血が予防され、冷え症改善にも有効に働きます。 常食することで気力が増し、胃腸が丈夫になります。
仔牛(ヴィール) Veal
仔牛の飼育方法の多様化により、生産される肉も 多種多様になっており、飼育時の飼料・飼育方 によってミルクフェッド(ミルク飼育)・グラスフェッド(牧草飼育)と分類されます。
・ミルクフェッドヴィール milk-fed veal
≪ホワイトヴィール≫
最も高価な仔牛。 離乳期を遥かに越える、生後五ヶ月前後(体重約200キロ)までミルクだけで育てられます。 ミルクには微量の鉄分しか含まれていないので、肉は非常に明るく、淡いピンク色をしています。 牧草や土に含まれる鉄分を摂取する事により肉質が赤くなりますので、個別に仕切った畜舎の中で育てられます。
飼料はミルクだけで育ててますから 安心です。そして美味しい。
≪ボビーヴィール(乳飲み仔牛)≫
主にオーストラリアとニュージーランドから生産される仔牛は(USもあり) ボビーヴィールと呼ばれ、通常のミルクフェッド・ビールとは区別されます。ホワイトヴィールよりも数段安価なミルクフェッドです。 飼育法はホワイトヴィールト同じですが、生後約2週間前後で出荷されます(100%乳飲み仔牛といえます)。主にホルスタインの雄が出荷されます。 肉質は繊維が細かく締まっていますから、特別柔かいとはいえません。 癖がなく、ホワイトヴィールに比べ安価です。
・グラスフェッドヴィール grain-fed veal
≪スタークヴィール≫
以前から仔牛と言えばこのタイプの仔牛を指していました。 生後6~8週間ミルクで飼育された後、成牛と同様に穀物で飼育されます。 生後5ヶ月~5ヵ月半経過し、およそ150キロの重さに達したときに肉にされます。 穀物で飼育された仔牛は、鉄分を比較的大量に吸収するので肉はピンク色が強く、脂質には独特の癖(俗に言う草の香り)があり、わずかですが柔かさにもかけます。ミルクフェッドの仔牛に比べて安価な普及肉と言えます。
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