どうしても気になったこちらのバターを買ってみました。
もちろん、日本には持ち込めないので食べます!
そして、ブリー・ド・モーも購入♪ 一緒に楽しみたいと思います(^_^)
追記:とても美味しいバターでした!そして、ブリーもとってもミルキーで美味しかった~♪♪
ル・ブール・ボルディエ
三ツ星レストランシェフ達から高い評価を得、一流クラスでも愛用されているブルターニュ産バターがあります。サン・マロに本店を構える、「ラ・フロマージェ・ジャン・イヴ・ボルディエ」。このボルディエさんのお店の名物は、海塩を使用したブール・ドゥミ・セル(有塩バター)。濃い黄色、みしっと手でちぎれる柔らかさ、牛乳本来の甘味の中にガツンと効いた塩。さて、その美味しさの秘密は、製造工程にもあるのです。
機械製造が一般的となった現代、ここボルディエさんのアトリエは、今やほとんど消えつつある手作業製造を残し続けているお店です。牛乳を遠心分離でクリーム状にし(攪乳)、殺菌、熟成。その後攪拌し、洗い、練って、加塩し、成形。これが一般的なバターの製造工程です。より時間をかけて攪乳・攪拌されたバターを、「ブール・バラット(Beurre baratte)」と呼びます。
ボルディエさんはこのブール・バラットを行っており、また「練り」の作業を機械ではなく、伝統的な「マラクサージュ(Malaxage)」という手作業で行っています。これは脂肪分子をすりつぶす事で、滑らかさとテクスチャーの質を上げるもの。木製のローラーを使って、少しずつ手に力を入れ、塩を加えながら練り込んでいきます。出来上がったバターは、ツゲ材の木ベラで一つずつ手作業で形を整えます。この作業もその昔行われていた方法で、「タペ・ル・ブール(Taper le beurre)」と呼ばれており、バターを叩く事で、中に閉じ込められた余分な水分「バターの涙」が、表面に滲み出てくるんです。
このお店で買えるバターは、有塩のブール・ドゥミ・セル(Beurre demi-sel)、無塩のブール・ドゥ(Beurre doux)、海草入りのブール・ダルグ(Beurre d’algue)、そして最近仲間入りした、スモークされたブール・フュメ(Beurre Fumé)。どれも100g包装の小さなものからありますが、何グラムでも購入可能です。
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