2011年10月7日金曜日

立食いソバ1杯が1000円になる日 /  門倉貴史+ニッポン食クライシス取材班

こちらは2008年に中国餃子事件があった時の本です。
今さらですが、読み返しました。
日本の食は、中国にほとんどを頼りきっているので、中国の食品を輸入しないでは成り立ちません。
そして、日本食が海外でブームになるほどに、日本の大事な食材が海外へ流れていきます。
食糧自給率の少ないと言われる日本ですが、このままでは食べるものが無くなってしまうから、対策をしていかないといけないと言う本でした。
とても興味深くて、面白くて、不安にもなる内容です。
食べずには生きていけないので、食はとても大事です。
食糧の確保は何よりも優先すべき事柄だと改めて認識しました。

下記抜粋:
中国産の輸入ストップで私たちの「食」はこうなる。世界経済から孤立する日本の食卓。世界一わかりやすいスタグフレーション・物価高の教科書。
毒ギョーザ事件の影響で、大手外食産業などが軒並み中国産食材の使用を中止するなど、大騒動に発展している。スーパーの店頭からも、中国産野菜が撤去された。しかし、日本の安価な食を支えてきたのは中国産。排除が続けば日本の食コストはどうなってしまうのか? 外食産業から加工食品まで、中国産使用の実態を説きながら、今後、日本を襲うスタグフレーション(不況下での物価高騰)の時代について明快に解説するユニークな経済書。

0 件のコメント: