2011年6月30日木曜日

手紙 / 東野 圭吾

こちらも読み返した1冊。
犯罪加害者側の家族をテーマにしたこの本は、衝撃的でした。
家族が犯した罪は、家族も一生背負っていかなければなりません。
この主人公は、加害者の弟です。
でも被害者の為にも、もちろん加害者はちゃんと罰せられるべきですが、その家族も被害者や被害者の家族と同じようにずっと消えない傷を持ち続けていくのが可哀想だなあと思いました。
本当に、罪を犯す前には家族のことを思い出して、踏みとどまって欲しいと思います。
たった1歩で、周りのすべての生活を変えてしまう事になってしまうのですから。

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