2010年9月14日火曜日

Afternoon Tea Lessons Courtesy of Giuliana’s Kitchen

まずは、サンドイッチを食べながら、このおうちの歴史について色々と教えてくれました。
そして、アフタヌーンティーの歴史や、マナーなども教えてくれます。
アフタヌーンティーの歴史を調べて、最近本を出版したそうで、その時のエピソードなども面白く教えてくれました☆

アフタヌーンティーの生まれを簡単に書いておきます。
昔は食事の時間など決まっていて、ある日1人の女性がお腹がすいて、あれもこれも持ってきてとメイドに言います。
お腹が満たされたときに、これってすごくいいかもと思ったそうです。
周りの友達に声をかけて、明日の何時に来てね、びっくりすることがあるから、と誘います。
そして、軽食、お菓子、お茶という今のアフタヌーンティーの原型のものを準備して、驚かせたそうです。
昔は、いっぺんにこれらが食べられることは無かったそうです。
そして、当時女性だけで外出するのが難しかったそうですが、このお茶会ならば女子だけの昼間の集まりなので、問題なく外出出来て、あっという間に広まったそうです。
次は私の家へ来てね、など、あちこちのおうちに行くのも楽しかったようです。
この頃に、ティーガウンというものも出来ました。お茶会用のガウンだそうです。
現物がロンドン市内にあるビクトリア&アルバートミュージアムに展示されています。

その後、今のオーソドックスなアフタヌーンティーへと形付いてきたのだそうです。
聞きかじりなので、違う箇所があったらごめんなさい☆

それから、お茶の飲み方について。
ソファーなど今日のような席では、必ずカップ&ソーサーのまま、膝の上に持ってきます。
それから、ソーサーを持ち上げて、カップを持ち上げて飲みます。
飲んでいるときに、カップのちょっと下にソーサーがある感じです。
何故かと言うと、こぼれた時用だそうです。ソーサーがあれば、直接ひざにかかることはないので安心です。
なので、必ずカップとソーサーは一緒に持つのがマナーだそうです。
この時、膝には用意されていたナプキンを置くのもマナーだそうです。
それももちろん、もしもの時に安心だからだそうです。
そして、ソファーの側にはサイドテーブルがあるので、ここへお茶を置きます。
そうすると、いちいちテーブルへと取りに行かずに済むからだそうです。

ただ、ダイニングテーブルなどの高いテーブルの時は、ソーサーはテーブルに置いたままカップだけ持ち上げて飲むそうです。
テーブルが膝を守ってくれるから、だそうです。
なるほどー☆

サンドイッチが食べ終わったら、焼きたてのスコーンが運ばれてきました!
以前、このレースの入れ物を見たときは何だか分からなかったけど、スコーンを入れるものだったのね☆
冷めないように、布でカバーして持ってきてくれます。
一人ひとり、スコーンをお皿に取ります。
そして、それぞれのナイフで、スコーンを横に切ります。
お皿に、ジャムとクロテッドクリームを乗せます。
今回のジャムはいちごジャムと、自家製レモンカードでした。
一般的に、スコーンの時に用意するジャムは赤い色のものだと聞きました。

まずは、クロテッドクリームをたっぷりと乗せます。
その上にジャムを乗せて食べます。
持ち帰るときは、クリームとジャムを間に挟んで持ち帰ると、スコーンがしっとりして良いそうですが、食べる時は挟んでは食べません。
それから、次に、ケーキを食べました。
ホールケーキを切り分けるときに、ケーキサーバーの使い方を初めて見ました!
ケーキサーバー用のナイフで切って、サーブ用の三角のものの裏に乗せます。
ナイフで側面を支えてお皿へ持ってきて、ナイフで押しながらお皿へ移します。
なるほどー。
三角のケーキサーバーしか使った事なかったけど、こうやって使うものだったね。
私もナイフとセットのケーキサーバーが欲しくなりました(^_^)

今日のお茶は、セイロンティーと、アッサムティーの2種類を飲みました。
茶葉の形状と、お茶の色の違いなどの説明もあり、興味深かったです。
もちろん、作ったものはどれも美味しかったし、用意してくれてあったものも美味しかったです♪
結構どっしりとお腹にきましたが、これがアフタヌーンティーなのね、と楽しかったです(^_^)

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