2012年10月13日土曜日

つっこみ力 / パオロ・マッツァリーノ

正しい議論には、愛と勇気とお笑いが大切だと言う著者の本。
メディアリテラシーと言う言葉を、つっこみ力と言う言い方にした方が伝わりやすくて良いのではないかと言う事でした。
統計データを使って、犯罪、格差、自殺問題、格差についてなど、色々と論じていて面白かったです。
読みやすい本でした。

下記抜粋:
「つっこみ力? ふざけたタイトルだなあ」とお思いになりましたか? そう、本書はマジメにふざけた一冊なんです。正しいだけの議論や正しいだけの主張が書いてある本なんて、読む気もうせますよね。本書では、世の中をおもしろくする力としての「つっこみ力」を目指しております。その本が四角四面にお堅かったらそれこそダメじゃあないですか。というわけで、中身も読みやすくライブ形式を採用。ノーストレスで楽しめる一冊ですよ!
世の中をよくしていくために、「正しい」議論をしていこう!ってそれは大いにけっこうですけど、でもその議論、実は誰も聞いてなかったりなんかしてません?ちょっと、エンターテイメント性に欠けてない?そこで本書でおすすめするのは四角四面な議論や論理が性にあわない日本人におあつらえ向きの「つっこみ力」。謎の戯作者パオロ・マッツァリーノによる本邦初の「つっこみ力」講演(公演)会、おせんにキャラメルほおばりながら、どうぞ最後までお楽しみくださいませ。

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